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こんにちは。
生活革命の広報担当です。
今回は通常のペッパーを上手に使った集客のお話です。
生活革命では最近は、ペッパーのご依頼と言えばペッパーの頭脳を圧倒的に賢くする「なんでも喋るロボ」を使ったご依頼が多くなっています。 理由は「(最近は)普通のペッパーだと厳しいから」とよく言われます。 わかりやすい言説ですが、実際のところは少し違うかもしれません。。。
確かに「なんでも喋るロボ」で強化したペッパーであれば、雑音の多い展示場の環境下でも会話ができます。 会話の内容は通常のペッパーの語彙を遥かに越えています。 また移動走行やダンスで呼び込みなどもしながら対面のセールストークもします。 そのため、人間での複数の役割を一台で実施できる驚異的な”実用性”があります。 これはイベントにおけるペッパーを”賑やかし”と捉えていた人たちにとって画期的な変化だったようです。 (参考URL: なんでも喋るロボ)
しかし最新の技術を使わなくても、通常のペッパーも生活革命のロボットイベント企画・運営技術を使うと、”賑やかし”は”賑やかし”でも「集客」「情報周知」という目的を果たすことは数年前から可能でした。更に進化を続けて、むしろますます大型ブースで使われるようになってきている生活革命のロボットたち。 今回のご紹介はそんな普通のペッパーを使った「企業・商品案内」の事例です。
トップシェア食品製造機械企業の認知・ブランディング
今回のイベントは食品製造機械で国内シェアNo.1の大手企業様からのご依頼です。 国際展示場で行われた「FOOMA JAPAN 2018」の自社展示ブースへの集客と認知度向上、ブランディング、製品情報周知をご依頼いただきました。
国内企業の担当者様と同時に、海外企業の担当者様にも認知してもらい、グローバルへの更なるビジネスの飛躍を目指したいということでした。
今回ペッパーに期待されたのは、国内と海外、2つのお客様へのアピールです。
国内のお客様に向けて:京都弁+寿司職人
ブース内、国内のお客様向けのセクションでは、寿司職人の衣装を着ながら京都弁で話すペッパーを制作し、ブース案内を行いました。
国際展示場でペッパーを配置する上で普通のペッパーをただレンタルして置いただけではうまくいきません。 ペッパーの見た目の物珍しさでは人は来ないからです。 話し方やジェスチャ、話す内容、ブースと親和性のある衣装などイベントとして本質的な部分を、人間が呼び込んだり案内するのと同じように、鍛える必要があります。 そうすることで、逆にペッパーの知名度と本質的な案内能力が相乗効果を発揮し始めます。
今回はロボットイベントを100回以上準備してきた専任スタッフが担当し、物珍しさではなく、お客様の目や耳が注目してしまうような発音・ジェスチャの制作、プレゼンとしてインパクトのあるセリフへの微調整を行いました。 更に、お客様の要望で、繊細な発音を要求される「京都弁」にも対応。 ペッパーの発音・動作の制作では「京都弁」は一般的に難しい部類なのですが、うまく再現することに成功しました。
衣装は和食系の食品製造機械の会社様ということで親和性のある「寿司職人」。
企業やブースとの一貫した世界観の調和をとることで、結果として、目と耳で注目・注耳を集め、ブースの前では集まりました。
外国企業の担当者様に:英語+コックさん
ブース内、外国からのお客様向けのセクションでは、コックさんの衣装を着ながら英語で話すペッパーを制作し、ブース案内を行いました。 2台でのステレオ案内です。
外国からのお客様のため、ペッパーは珍しいには珍しいのですが、ブースの目的を果たすためには行うことは国内向けのお客様とは大きくは変わりません。
英語音声の発音調整はアメリカ人ネイティブで、プレゼンテーションノウハウのある人間が担当し、発音・ジェスチャの制作、プレゼンとしてインパクトのあるセリフへの微調整を行いました。グローバルのお客様は日本人よりも派手な味付けを好みますので、派手な味付けで制作することで演出を強化。(特に、生活革命のペッパー用英語音声はイベント向けに特化されており、メリハリが強く、非常に生々しいインパクトのある発話になるため、非常に好評です。 )
衣装はむしろわかりやすさを狙い、「西洋風のコック衣装」に仕立てました。
結果として、外国企業の担当者様が多数来場し、写真や動画を撮って早速各方に送信ている様子も伺えました。
結果としてブースは大盛況。 出展企業様が目的としたブースへの集客・認知・ブランディングの一助になれたようです。
まとめ
今回は国際展示場での通常ペッパーの案内の場合、生活革命のイベント向けロボット企画・制作で、どこまで効果が見込めるかの内容をご紹介しました。
最近の生活革命のペッパーは「なんでも喋るロボ」のお陰か、ソフトウェアやシステムが強い会社という印象があるというお話をいただくことがあります。 しかし、実際はペッパーやロボットを使ったイベント運営や演出企画、コンテンツを重視して細かいノウハウを積み重ねてきた会社です。
人間でも素の人間が立って集客しようとしても良い集客はできません。 台本、練習、資料、衣装などが必要です。 ロボットも同じで、単純に電源を入れて立たせるのではなく、しっかりとイベント向けに訓練をしたロボットを使うことではじめてイベントで成果を出せるようになります。 イベントコンパニオンさんやプレゼンターさんと一緒です。(ただし、ロボットは一人ひとりに準備を施す必要がなく、演出プログラムを何台にでもコピーできるという違いがあります。 また何度でも再現ができます。)
生活革命のイベント向けロボット企画・制作を使うと、必ずしも「なんでも喋るロボ」のような最新のテクノロジー製品を組み合わせずとも、ロボットが賑やかしとしてではなく、役に立つ形で動作させることが可能な場合が多いです。 実はそれこそがロボットが本当に役立つ領域で、生活革命はそのような技術を磨くことで、ますます国際展示場や全国の大型展示場や地方体育館でのご用命をいただくようになってきています。
上に書いた「わかりやすい」工夫以外にも細かいイベント運用の積み重ねがあります。 もし「うちのイベントでもロボット使ってみようかな」とお考えでしたら、是非弊社のスタッフまでご相談ください。お客様のイベントや展示会に合ったロボットノウハウを注入させていただきます。
イベントサマリー
FOOMAジャパン2018 @ 東京国際展示場 | |
実施期間・場所 2018年春 某所 |
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お客様名 国内トップシェアの食品製造機械 販売企業様 |
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お客様の目的 ・ 国内外のお客様に会社と商品を知ってもらい新規のお客様を獲得したい。 ・ そのためにお客様を集客し、商品の概要説明をしてほしい。 |
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ご利用のロボット ・Pepper(ペッパーくん) 3台 |
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実施サービス ・イベントにおけるロボット活用企画・運営 ・ ロボットレンタル(Pepper・ペッパーくん) ・ コスプレ・衣装企画・レンタル ・ 多言語情報案内システム |
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実施内容・結果 ・ 外国人向け:シェフの格好をした2台のペッパーがそれぞれ、英語と日本語で呼び込みと製品案内 ・ 日本人向け:寿司職人の格好をしたペッパーが京都弁で呼び込みと製品案内 |
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