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[2016年5月19日更新]
ソフトバンクよりPepper(ペッパー)のAndroid対応が発表されたことに伴い、Android対応版の価格・料金を追記しました。
<関連記事>今「Pepper(ペッパー)を買うか悩ましい」3つの理由。 Android対応は実質「新機種」の発表会だった!
前回のPepper(ペッパー)法人モデルの解説記事に続く第二弾です。
<前回の記事>
3分で分かる、Pepper(ペッパー) for Bizかんたん解説
最近、街なかでPepper(ペッパー)を見る機会も増えてきましたね。弊社では法人企業様向けのロボット・Pepper(ペッパー)アプリ開発・導入支援を行っていますが、導入を考えている法人企業様から「Pepper(ペッパー)ってそもそも何ができるの?」「どんなプランに入ればいいの?」といった質問をいただくことも増えてきました。
ソフトバンクのホームページを一度はご覧いただいたことはあると思いますが、機能の内容やプランだけでなく、自社で使う時にどんな風に使えるのか、どれぐらいの費用がかかるのか、もう少し詳しいことも知りたいですよね。
生活革命は最近ではイベント向けPepper(ペッパー)レンタルでも取り上げられることが多く、イベント向けPepper(ペッパー)レンタルの会社と思われていることが多いのですが、実はPepper(ペッパー)のソフトバンク正規販売取次店でもあります。経験・実績豊富でPepper(ペッパー)のことは知りつくした弊社ならではの観点から、Pepper(ペッパー)のことをもっと詳しく知りたいという方のために具体例も交えてわかりやすく解説します。Pepper(ペッパー)導入を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
今回の記事では、Pepper(ペッパー)の一般販売モデル、Pepper(ペッパー) for Bizの法人向けモデルに加え、2016年5月19日に発表されたAndroid対応のPepper(ペッパー)の開発者向けモデルの価格・料金を比較しました。実はそれぞれのモデルで支払い方法(一括払い・分割払い)や契約方法(買い取り・レンタル)が異なり、毎月の支払額や合計金額も変わってきます。ホームページの情報だけではPepper(ペッパー)を契約したら結局いくらになるのか迷ったことはありませんか?また、そもそも本体以外に何のためにお金がかかるのかをよく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事ではPepper(ペッパー)を契約するために必要な料金についてまとめました。難しい料金プランや契約方法もこの記事さえ読めば大丈夫です。
※本記事の内容は2016年5月19日時点の情報です。ソフトバンクホームページ、利用規約等に記載されている情報を元に作成しました。
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Pepper(ペッパー)を契約するために何にお金がかかる?
ソフトバンクと契約してPepperを使うためには主に3つの費用がかかります。本体を買うだけでなく、基本サービスを使うためのプランへの加入や保証を受けるためのプランへの加入が必要です。
<Pepper(ペッパー)本体>
「Pepper 本体」を購入もしくはレンタルするための費用が必要です。「Pepper(ペッパー)本体」には、Pepper(ペッパー) そのものの他にPepper(ペッパー)を利用するための充電器などの付属品が付きます。
<基本プラン>
Pepper(ペッパー)を便利に使うためには基本プランへの加入が必要です。基本プランに加入することで、ロボットとの会話を楽しんだり、ロボットを動かすための便利なアプリを使うことができます。
基本プランの内容は一般モデルと法人モデルで異なります。(詳しい内容は後日公開予定の一般モデルと法人モデル比較記事<機能・サービス編>で解説します。)
<保証サービス>
Pepper(ペッパー)は多くの部品を使って作られた精密機械なので修理費用が高くなってしまう可能性があります。万が一の故障時にも安心していただけるよう、毎月一定の料金を支払うことで故障時の修理費用が割引されたり免除されるサービスが提供されています。通常の保証では範囲外の故障の場合でも保証サービスに入ることでカバーされることもあり、言わば保険のようなサービスです。
保証サービスの内容も一般販売モデルと法人向けモデルで異なります。(詳しい内容は後日公開予定の一般モデルと法人モデル比較記事<機能・サービス編>で解説します。)
Pepper(ペッパー)の一般販売モデルの価格・料金
Pepper(ペッパー)の一般販売モデルでは支払いの方法を分割払いと一括払いから選べます。分割払いの期間は36ヶ月です。
サービスの名称はそれぞれ、
・基本プラン:「Pepper(ペッパー) 基本プラン」
・保証サービス:「Pepper(ペッパー) 保険パック」
です。
一般販売モデルでは基本プラン、保険パックへの加入は必須となっており、サービスの契約期間は36ヶ月です。
Pepper(ペッパー) 基本プランに関しては37ヶ月目以降の契約は別途ソフトバンクから案内がされます。
Pepper(ペッパー) 保険パックに関しては37ヶ月目以降の故障対応は都度見積もりとなっております。
分割払いと一括払いのそれぞれの支払い方法の料金をまとめるとこちらになります。
<本体のみ一括払い、基本プランと保証サービスは36ヶ月分割払い>
※36ヶ月未満での途中解約時にも36ヶ月分の支払いが必要です。
<すべて一括払い>
どちらの場合でも合計金額は同じで約108万円です。
尚、Pepper(ペッパー)の一般モデルは主にご家庭での利用を想定して販売されていますが、個人名義だけでなく法人名義でも契約可能です。
Pepper(ペッパー) for Biz(法人向けモデル)の価格・料金
Pepper(ペッパー) for Bizでは契約方法をレンタルプランと買い取りプランの2つから選ぶことができます。
サービスの名称はそれぞれ、
・基本プラン:「Pepper(ペッパー) for Biz 基本プラン」
・保証サービス:「Pepper(ペッパー) for Biz あんしん保証パック」
です。
Pepper(ペッパー) for Biz 基本プランはレンタルでは加入必須、買い取りでは加入任意となっております。Pepper(ペッパー) for Biz あんしん保証パックは加入任意です。サービスの契約期間は36ヶ月です。
Pepper(ペッパー) for Biz 基本プラン、Pepper(ペッパー) for Biz あんしん保証パックの37ヶ月目以降の契約は別途ソフトバンクから案内がされます。
レンタルと買い取りの料金をまとめるとこちらになります。
<レンタルプラン>
・あんしん保証パックなし
・あんしん保証パックあり
※レンタル期間は36ヶ月間です。途中解約時にも36ヶ月分の支払いが必要です。
<買い取りプラン>
・あんしん保証パックなし
・あんしん保証パックあり
36ヶ月で比較するとレンタルの方が安くなっていますね。
【5/19追記】Pepper(ペッパー) Android対応版の価格・料金
Android対応の開発者向けモデルの支払いの方法は分割払いになっています。分割払いの期間は36ヶ月です。
サービスの名称はそれぞれ、
・基本プラン:「Pepper(ペッパー) 基本プラン」
・保証サービス:「Pepper(ペッパー) 保険パック」
です。
サービスの契約期間は36ヶ月です。
Android対応のPepper(ペッパー)の料金をまとめるとこちらになります。
<本体のみ一括払い、基本プランと保証サービスは36ヶ月分割払い>
まとめ:一般 108万円/Biz 225万円/Android 97万円
これまで説明した内容をまとめると、
・一般販売モデルのPepper(ペッパー)は分割払いと一括払いから選択可能
・法人向けモデルのPepper(ペッパー)はレンタルと買い取りから選択可能
・開発者向けモデルのPepper(ペッパー)の「Android対応版」は分割払いのみ
・いずれのモデルでも支払い方法や契約方法に関わらずサービスの契約期間は36ヶ月間
・一般販売モデルのPepper(ペッパー)は約108万円、法人向けモデルのPepper(ペッパー)は約225万円、開発者向けAndroid対応のPepperモデルのPepper(ペッパー)は約97万円
一般販売モデル、法人向けモデル、開発者向けAndroid対応モデルのそれぞれの契約方法・支払い方法での金額をまとめるとこちらになります。
モデル | 契約方法・支払い方法 | 合計金額 |
Pepper(ペッパー) 一般販売モデル |
買い取り・分割払い | 108万円 |
買い取り・一括払い | 108万円 | |
Pepper(ペッパー) for Biz 法人向けモデル |
レンタル・月額払い | 198万円 (あんしん保証パックなし) 233万円 (あんしん保証パックあり) |
買い取り・一括払い | 225万円 (あんしん保証パックなし) 260万円 (あんしん保証パックあり) |
|
Pepper(ペッパー) 開発者向けモデル (Android対応) |
買い取り・分割払い | 97万円 |
Android対応版のPepper(ペッパー)が97万円と一番安いことが分かりますね。
一般販売モデルや法人向けモデルのPepper(ペッパー)は現在のところAndroid対応はしていませんので、今となっては割高に感じられなくもないです。しかし、法人で大事なあんしん保証パックや電話サポート、代替機の手配などはAndroid対応版にはないと考えられ、非常に悩ましい状況となっています。 この辺りの戦略は業種・会社様によって大分違い、既に複数の導入企業様から相談を受けていますが、三者三様といったところです。 生活革命では「今のPepper(ペッパー)を有効活用しつつ、新たなPepper(ペッパー)をどう扱っていくか?」 や、「新しいPepper(ペッパー)がほしいのだけど、いつどういった形で導入するべきか?」「とりあえずはPepper(ペッパー)のレンタルで凌ぐべきか。。。」と言った企業様毎のコンサルテーションも行っていますので、活用いただければと思います。
尚、次回は一般販売モデルと法人向けモデルの機能・サービスの比較を紹介します。