某業界の周年記念セミナー・ パーティーを特別なペッパーがお祝い (ロボットレンタル・派遣事例)

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こんにちは。 生活革命の広報担当です。

にわかに秋冬の準備で忙しくなってくる季節ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

弊社は「なんでも喋るロボ」を始めとしたイベントでのロボット活用で繁忙期が始まりつつあります。

(私もイベント運営経験があるため、そろそろ現場にお伺いするヘルプを求められそうな空気を感じています。)

今回は某業界団体様の周年記念パーティ・セミナーで弊社の「なんでも喋るロボ」のレンタルとロボットのイベント運営をさせていただいたお話です。

周年記念セミナー・パーティでの「なんでも喋るロボ」for Pepper

「なんでも喋るロボ」は販売促進や営業の性能が向上したことや、英語も喋るという特性から、昨今では展示会や小売店の販促イベント、訪日外国人のレセプションなどで活用される機会が増えてきています。 しかし、人を楽しませることも得意なシステムですのでパーティにもよくお呼ばれされています。

しかし、今回はそんなパーティの中でも、いわばビジネス向けのセミナー付きのパーティです。 なぜ「なんでも喋るロボ」for Pepperが必要だったのでしょうか。

伺ったところ、周年記念セミナー・パーティは業界の節目を祝うとともに、今後取り組むベき課題を改めて確認し意識を高めていく狙いがあるとのこと。 つまり、意識改革のために「なんでも喋るロボ」が必要ということのようでした。

なぜ意識改革のために「なんでも喋るロボ」なのか?

業界名は伏せているため、いまいちピンとこないという風に思われた方がいらっしゃるかもしれません。 しかし、伺ったご依頼の趣旨は普遍的なものでした。

「どんな業界もAIやロボットの変化は無視できない。業界の中でAIやロボットへの意識を高めて備える必要がある。その中でわかりやすい象徴が必要。」

なるほど。 確かにそうです。

弊社のシステム開発部門にもおおよそITとは関係が薄かった様々な方からロボットについてのお問い合わせをいただいています。 どの業界も早期にAIやロボットに対応していかなければ社会の変化に対応できない。こういった業界団体様のセミナーにおいては長期的な視野・視点で重大事について継続的な啓蒙活動が必要で、そのための旗印として、ロボットのレンタル・派遣が必要だったようです。

しかし、セミナー・パーティを企画する担当者様は弊社の他のロボットのレンタルではなく、「なんでも喋るロボ」をご依頼いただきました。 それはなぜだったのか?

普通のロボットだと大人の目は誤魔化せない。。。

旗印としてロボットを派遣しても、それが子供だまし(最近はお子様も目が肥えていますが。。。)だと、それが見え透いた啓発活動だということを大人はすぐに見破ってしまうわけです。

普通のロボットやペッパーは会話があまりできません。 特にセミナーやパーティの会場など雑音が多いところだと、普通のロボットはヒトの言葉を認識すらできません。 認識できたとしても、語彙が少ないため期待している答えも返してくれることはほとんどないので会話も続きません。

例えば、会場の入口でロボットがお客様を迎え入れるアイサツをするような使い方はよくあると思います。 それはそれで最初の印象は良いでしょう。 「おっ、うちの業界も遂にロボットか」と思うかもしれません。 そう思って、ロボットの方に近づいて話しかけようとすると、、、ちゃんとした反応が返ってない。。。。 こういったことはよくあります。 その瞬間に大人は冷めてしまうのです。 というよりも、備えましょうと言われているAIやロボットの世界とは違うため思っていたのと違うという方が正しいかもしれません。 「人によってはAIやロボットもこんなもんか」と逆効果になる可能性すらあります。 こういう理解が広まると業界にとって非常によくありません。

逆効果になってしまうと、来場した関係者の方々の「AI・ロボットへの意識改革」は当然果たされません。 旗印になったロボットは「ああ、我々の業界もAI・ロボットに備えなきゃダメだな。」と思ってもらえるものでないとならない。  これを満たせるものは「なんでも喋るロボ」だろうということで、ご用命をいただいたようです。(今回のセミナー・パーティのご担当者様もそうですが、他のご担当者様も上記のような意識で大人も納得する「なんでも喋るロボ」をご用命いただいているようです。)

「なんでも喋るロボ」for Pepperで、大人(業界関係者)の意識が変わる

イベントの内容としては「なんでも喋るロボ」としては比較的一般的なものでした。 具体的には「会場入口でのアイサツ・会場案内」「団体の会長との掛け合いプレゼンテーション」「パーティのおもてなし」でした。

六本木ヒルズ高層階の大広間の一室にて、団体の会長様によるパーティのキックオフに際し、団体の会長と「なんでも喋るロボ」で強化したPepperとが掛け合いを行うところからパーティが開始。 通常は、こういった掛け合いのときだけは、お決まりのセリフを台本通りに喋らせるプレゼンテーションサービスを別途ご依頼いただくことが多いのですが、今回は「なんでも喋るロボ」に対して、会長が即興で会話をして乾杯に繋げるという、関係者の方にとってはハラハラドキドキする展開だったそうです。なぜハラハラするかと言うと、「なんでも喋るロボ」はお決まりのセリフを喋るわけではないため、その状況になるまで何を話すかはあまり予想ができないためです。 しかし、逆にその状況が出席者のみなさまの注目を集める形となり、会話のほうは問題なく、出席者のみなさまが楽しめるやり取りとなり、乾杯と相成りました。

パーティ: Pepperが移動しながら談笑に混じって会話

次は出席者のみなさまも「なんでも喋るロボ」で強化したペッパーと触れ合う番です。ペッパーがテーブルの一つ一つに移動しながら出席者様と会話をしたり(派手な)ダンスをしたりしながら、楽しませます。 実は大人が楽しめる反応もできるようにしているため、驚きや関心だけではなく、大きな笑いが絶えない状態が最後まで続きました。

もちろん喫煙所やトイレの案内もパーティの雑音の多い環境でも上手にこなし、「賢いなあ」「すごいなあ」「可愛いなあ」と言う言葉をたくさん投げかけられていました。

結果的には、帰りがけの出席者の方々から「ロボットすごかったな。」「これからはロボットだね。 ヤバイね。」と言った声がいくつも漏れ聞こえてきたことから、どうやらご担当者様の当初の目的に叶ったことが確認できました。(ワタクシ個人的に「なんでも喋るロボ」は成果が出しやすいサービスですので不安はないのですが、いつもこういう声や結果をいただけるとホッとするとともに非常に嬉しいです。)

まとめ

今回は、某業界団体様のパーティ・セミナーで「なんでも喋るロボ」for Pepperをレンタル・派遣いただいた話を紹介させていただきました。

変化の多い世の中において、業界の意識を変えるのは簡単なことではないそうです。 そんな中で見た目にわかりやすいロボットで、かつ「大人も驚く、実感できる」「なんでも喋るロボ」は意識改革の一助になります。

実は今回の事例とは違って、既に複数回お呼びくださっている業界の方もいらっしゃいます。 その場合でも「今度は何ができるようになったの?… えー。 そんな事もできるようになったの? ドンドン進化しているなあ。」 と、ご自身が関わり始めているAI・ロボットの世界の肌感覚を再確認しているご様子で、意識や考察を深められるようです。 継続的に重要な意識変化のクサビを打ち込むにも効果があるようです。

最後に

生活革命ではこのようにビジネス向けのパーティ・セミナー向けにも「なんでも喋るロボ」for Pepperを展開しています。

「うちの業界でも未来のために意識を改革していかないと。」と言った課題をお持ちのご担当者様や、「クライアント企業から社員の意識改革を求められている」イベント企画担当者様のお役に立てるかもしれません。

そんなお悩み・課題をお持ちでしたら、是非ご相談ください。

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イベントサマリー

某業界団体 周年記念セミナー・パーティ
実施期間・場所
2018年春 某所
お客様名
某運搬系業界団体 様
お客様の目的
・ 業界の重要関係者へのAI・ロボットの啓発・啓蒙・意識改革
・ 業界のIT化を進めていくため、「なんでも喋るロボ」で強化したPepperを活用することでAIやIoTの印象を強くしたい。
ご利用のロボット
・Pepper(ペッパーくん) 1台
実施サービス
 イベントにおけるロボット活用企画・運営
なんでも喋るロボ for Pepper(ペッパー)
ロボットレンタル(Pepper・ペッパーくん)
実施内容・結果
・ 講演会前、来場される方たちへの挨拶、お出迎え
・ 記念パーティ冒頭、会長とペッパーによる会話・アイサツ・プレゼン
・ 記念パーティ中、会場内で移動しながら、会話・場内案内・おもてなし・ダンス 等
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